イーキューブ臭気測定記録
三点比較式ニオイ袋法 東京都公害防止条例告示第238号に準ずる方法
臭質:判別不能臭気濃度測定結果:10以下
イーキューブは特に消臭装置を必要とせず使用できます。しかし、イーキューブが無臭という事ではありません。屋外使用の場合、東京の民家と接している学校等で、いわゆる問題なく5年以上、数十台が稼働してる実績があります。イーキューブは90%が屋外使用(雨ざらし)であり、約1割が屋内使用です。屋内使用の場合はオプションとして換気装置をつけ臭気を屋外に排出させる方式です。
イーキューブの臭気についての性能は、他のゴミ処理機・処理方式と比較して、著しくニオイのレベルが低いという事で、それは、イーキューブの“ゴミ”の基本処理方式に依るところです。堆肥型・乾燥型と呼ばれる処理機は概ね、その処理温度は70℃以上で、“ゴミ”を暖める(煎る)のですから、否が応にもニオイ発生気化してしまいます。しかし、イーキューブの醗酵分解温度は35℃と、人の体温と同じです。また行程中に水を添加(散水)しますので、醗酵温度の低い事、ニオイ止めとしての水やりをすることで、イーキューブは消臭機を必要とせず“ゴミ処理”が出来るのです。
しかし、我々メーカーとしてイーキューブの臭気については自信があるとしても、基本的に“ゴミ”は臭う物です。イーキューブにも独特の処理臭があります。臭覚としての感覚は百人百様、九十九人が「臭わない」としても、残りの一人が臭うと言えば問題となることもあります。従って、弊社はイーキューブの採用をお願いする時には、この臭いの問題について、お客様に対してよくご説明し、また、出来れば稼働しているイーキューブを見て(嗅いで)いただいた上でのご提案を心がけております。しかしながら、弊社としての過去の実績経験からして、臭いとしてのクレーム問題については実例検証として、イーキューブの設置場所(室内設置の場合は排気場所)の環境状況によるもので、一口に言えば風通しの悪い場所であったということ。設置場所の考慮により殆ど全てが解決したという事で、弊社の自信としているところです。
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